2026年03月26日
ウェブサイトのドメイン(URL)を変更したい場合は、301リダイレクト処理が必須です
サイトリニューアル業務において、URLを変更したいというケースがしばしばあります。
社名が変わる場合などに多いです。
そういった場合は、リダイレクト処理(特に「301リダイレクト」)は絶対に行うべきです。
リダイレクトとは、旧URLにアクセスした際に、新URLへ自動的に転送する処理のことをいいます。
SEO(検索エンジン最適化)やユーザー体験の観点からもふまえて、リダイレクト処理は必須で実装すべきといっていいでしょう。
なぜ301リダイレクトが必要なのか?
「301リダイレクト処理」とは、WebページのURLを恒久的に別のURLへ転送する仕組みです。
「このページは今後ずっとこの新URLを使ってください」とブラウザや検索エンジンに伝えます。
(ちなみに、301リダイレクト処理では、「サイトを移転しました」のようなメッセージは表示せずに直接転送され、いきなり新サイトが表示されます。)
では、なぜこの「301リダイレクト処理」が必要なのでしょうか?
SEO評価を引き継ぐため
旧URLに蓄積された評価(被リンク・検索順位など)は、いままで築き上げたサイト資産価値といえます。
リダイレクト処理をしなければ、このサイト資産価値は新URLに引き継がれず、「新規サイト扱い」になってしまいます。
301リダイレクト処理は「恒久的転送」を意味しますので、検索エンジンの旧ドメインへの評価が、そのまま新ドメインへ引き継がれます。
ユーザーの離脱を防ぐため
リダイレクト処理をしなければ、ブックマークしている人や、過去の記事リンクから来る人、SNSや他サイトのリンクから来る人にとっては、404エラー(ページなし)となってしまいます。
会社が廃業されたと勘違いされるリスクがあります。
機会損失や信頼性が落ちるのを避ける意味で、リダイレクト処理をしましょう。
Googleインデックスの整理
リダイレクトしない場合、旧URLがインデックスに残っていまい、新URLは別物として認識されます。
すなわち、重複コンテンツ扱いのリスクがあります。
評価が分散して順位が落ちやすくなります。
「301リダイレクト」以外のリダイレクト処理ではダメなの?
「301リダイレクト」という手法は、サイト移転時の対応として検索エンジンでも最も推奨されています。
しかし、別の手法もないわけではありません。
別の方法:「meta refresh」による転送
「meta refresh」による転送という考え方もあります。
特徴としては、一旦旧サイトを表示しつつ、そこに「サイトを移転致しました」のメッセージを表示しておき、数秒後に新URLへ自動転送します。
この手法は、サイト移転時の対応として検索エンジンで推奨されていません。
Googleはmeta refreshも理解はしますが、評価の引き継ぎ(被リンク・順位)が不完全になりやすいです。
「移転しました」というメッセージをユーザーに伝えたい場合は、新サイトの目立つ箇所にその情報を掲載すれば済むため、やはり301リダイレクト処理がおすすめです。
記事を書いた人

杉 直樹 / ウェブ制作者
1990年2月 福岡県柳川市生。学習院大学在学時よりウェブ制作経験を積み、卒業後2014年(24歳時)から独立し、クラウドソーシングを中心に活動。300件以上の様々な制作実績を持つ。シンプルで普遍的なデザインの中規模コーポレートサイト制作業務が最も得意。格安の制作費用が売り。